今回の珍しい修理事例はiPhone8です。
SIMトレーを使わずに、ダイレクトにSIMをスロットに挿してしまい、SIMが抜けなくなったのだとか。
↑SIMが直接、スロット内に入っております。
ちょっと振ってみても、落ちてきませんでした。
残るは・・修理店らしく、分解です。
⚠️このようなイレギュラーな作業の場合・・
特に、iPhone8はSIMスロットと基板が一体型のため、作業の結果基板が破損するリスクがございます。
お客様には、事前にリスクの説明をしており、ご了承をいただいております。
1️⃣ iPhoneから基板を外す。
2️⃣ 安全ピンにて、基板とSIMを傷付けないようSIMをスロット外に向けて動かす。
3️⃣ SIMが少し出てきたら、ピンセットで取り出す。
慎重に作業をした結果、iPhoneは無事起動しました。
SIMを挿したところ、ちゃんと通信ができるようになっていました。
「無事取り出せた場合、バッテリーも交換したい」とのご要望でしたので、
バッテリーを交換しお渡ししました。
大変喜んでいただけました。